たばこを買うか漫画を買うか

結局、我が事になる時にハラオチする。

ひとまずやってみるを選んだら最初から最高傑作を狙ってはならない。

ビジネスでも趣味でもいいけれど、

やったことのない分野に挑戦する時。

 

最初から最高傑作を狙うと上手くいかない。

 

やったことのない分野は、知らないことだらけ。

どれだけ進捗方法やリスクを想定しても、

想定できていない部分が山ほど隠れている。

 

だから最高傑作にはならずにほどほどになります、

という話ではない。

 

恐らくほどほどにもならない。

 

 

最初に完璧なものを作ろうと意気込むと、

既に取り組んでいる先人の良いところが目に入り易く、

そこに更にプラスアルファの自分らしさを足したりして、

壮大な完成予定図と計画ができあがる。

 

また厄介なのは、この完成予定図は、

外側というか見た目というかサービス内容というか、

目につき易い表側の部分ばかりが豪華になっている。

 

本当の中身を自分もまだ知らないんだから仕方ない。

 

こうして最高傑作完成までの道のりが、

名前やロゴを有名デザイナーに依頼したり、

10年使える全部入り万能機材の準備から始まったりすると、

いよいよ危ない。

そういったものは湯水のごとくお金が消えていく。

想定金額以上に消えていく。ホントに。実体験。苦笑

 

 

中身の骨組みを強固にしようとした時、

取り組みを世の中にアピールしようとした時、

外側なんかよりもっとお金がかかることに愕然とする。

 

結果、失速し、ほどほどの状態にも辿り着けない。

 

 

先日、個人的な目的で作ってみたいものができ、

中学の授業以来 触れてもいない電子工作に手を出した。

 

その準備で、危うくこの間違いを起こしそうになった。

 

目的のものにしか使えない完成版と、

後で作り変え可能な万能組み立て版を売っていて、

上手くいくか、長続きするかもわからないのに、

後者の万能版を買いそうになった。もちろん前者より高額。

 

すんでのところで気づいて、ひとまず前者を購入した。

だって「ひとまずやってみよう」を選んだんだから。

 

 

入念な事前調査をして、念には念を入れて計画できるなら、

最初から最高傑作も狙えるだろう。

そういう性格の人はそれで始めて進めれば良い。

 

でも「ひとまずやってみよう」という人は、

最初に思い付いた成果のみを実現できる最小限のものを

最短距離で、最低投資で、完成させることだ。

 

最高傑作は、小さな試作と失敗と成功を繰り返せば、いずれできる。 

ひとまずやってみるを選んだら、最初から最高傑作を狙ってはならない。

 

そういうこと。